はじめに
FXに興味はあるけど、専門用語が多すぎてよくわからない…。
そんな初心者の方に向けて、今回は**「FXを始めるならまず覚えておきたい基本用語10選」**をまとめました。
難しい言葉をなるべくやさしく解説していますので、これからFXを学びたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
FXで最初に覚えておきたい基本用語10選
1. 通貨ペア
FXでは2つの通貨を「セット」で取引します。
たとえば「USD/JPY」は「米ドル」と「日本円」の通貨ペアで、「1ドル=○○円」で売買する仕組みです。通貨のセットは「EUR(ユーロ)」や「GPB(イギリスポンド)」など、様々な組み合わせがあります。
2. ロング・ショート
- ロング(買い):価格が上がると利益になる
- ショート(売り):価格が下がると利益になる
FXでは下落時でも利益を狙えるのが特徴です。
3. スプレッド
買値と売値の差のことです。
実質的な取引コストとなります。スプレッドが狭いほどコストが少なくて済みます。
4. レバレッジ
少ない資金で大きな取引ができる仕組み。国内では最大25倍まで可能です。
初心者のうちは低レバレッジで取引するのが安全です。
5. 申込証拠金(必要証拠金)
ポジションを持つために必要な最低資金のこと。
たとえば4万円の取引をする場合、レバレッジ25倍なら1,600円の証拠金で注文が可能です。
6. pip(ピップ)
為替レートの最小単位。
USD/JPYでは「1pip=0.01円」。
利益や損失を「何pips動いたか」で表現することが一般的です。
7. ロット
取引数量の単位。1ロット=1万通貨が標準です。
少額で始めたい場合は0.1ロット(1,000通貨)に対応した業者がおすすめです。
8. 約定(やくじょう)
注文が成立すること。
注文方法には「成行注文(すぐに約定)」と「指値注文(価格を指定)」があります。
9. 損切りとロスカット
- 損切り(手動):自らの判断で損失を確定させる。リスク管理として重要。
- ロスカット(強制):証拠金維持率が下がると、自動的にポジションが清算される仕組み。
違いを理解して使い分けることが資金を守る鍵です。
10. チャート(ローソク足)
価格の動きを視覚的に表したグラフ。
特にローソク足チャートは「相場の勢い」や「転換点」を読み解くのに役立ちます。
まとめ
今回は、FX初心者が最初に覚えておきたい10の基本用語をご紹介しました。
これらの言葉を知っておくだけでも、私が始めた時よりも数段上のスタートラインから始めることができます!
少しずつ私と一緒に理解を深め、学んでいきましょう。
次回予告
次回は「スキャルピング・デイトレード・スイングの違いと選び方」についてご紹介予定です。
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